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おしゃれでモダンな平屋の外観まとめ|デザインに失敗しないコツも
せっかく平屋を建てるなら、デザインにもこだわった家にしたいという方は少なくありません。とはいえ、家を建てる前の段階では、自分や家族にあった「おしゃれな家」のイメージが固まっていないことも多いもの。 家のデザインを考えるには、実際の事例をチェックしてみるのがおすすめです。この記事では、奈良・大阪で注文住宅の家づくりを手掛けるライフスケッチで実際に建築した平屋の施工事例と、外観デザインで失敗しないためのポイントを紹介します。
住宅の施工事例を見てみると、自分の好みや避けたいポイントが徐々に固まってきます。実際に、ライフスケッチにご依頼いただいたお客様の事例をご紹介します。
ホワイトベージュと木目調の外壁がおしゃれなこちらの家は、延床面積約23坪です。コンパクトな面積ながら、内部は狭さを感じさせない2LDKの平屋となっています。
玄関を入ってすぐ隣には、施主様こだわりの造作洗面台が。帰宅後すぐに手を洗える、生活動線を意識した設計になっています。
広々としたリビングダイニングはキッチンと繋がっており、家事をこなしながら家族と時間を共有できる設計です。リビングと寝室は引き戸で繋がっており、開け放すことで一つの大きな部屋として利用できるリバーシブル仕様。スペースを最大限に有効活用したデザインになっています。
シンプルなホワイトの外壁が印象的なこちらの家は、こだわりの中庭があります。リビングとダイニングからアクセスでき、子供やペットの遊び場、バーベキューなどに利用できます。
中庭を設けることで、採光のしやすい室内に。壁の色をホワイトに統一したことで、取り込んだ光を効率よく利用しています。
平屋では、生活空間と通行人の目の高さが同じことから、窓を設けるとプライバシー面が問題になりやすいです。この家では、中庭を設けることで「プライバシーと採光の両立」をクリアしました。
この家では、天井に採光面を取り込むことで日中の明るさを確保しています。内部は白を貴重とした壁と木目調の床を採用しており、シンプルながら無機質にならないデザインとなりました。
開放感のあるリビングダイニングには、家族とのコミュニケーションを邪魔しない対面キッチンを設置。内部はとても広々としており、子供やパートナーと一緒に料理を楽しむこともできます。キッチン収納もたっぷり用意されているため、料理好きに嬉しい設計です。
あれこれ詰め込むことなく、豪華さや派手さよりも「家族全員が使いやすい家にしたい」との思いから生まれた家です。
平屋の外観と住み心地を両立させるために、押さえておきたいコツをいくつか紹介します。
平屋は、一般的な二階建て住宅などと比べて背が低いため、屋根の存在感が大きくなります。家の外観にもこだわりたいのであれば、屋根の形状も重視してみてください。
一般的な平屋に採用される屋根は次のように種類があります。
切妻屋根(きりつまやね) | もっとも高い場所から左右に流れるように傾斜がある形の屋根 |
陸屋根(りくやね) | 傾斜がなく平面な形の屋根 |
片流れ屋根 | 一方向にのみ傾斜のある屋根 |
寄棟屋根(よせむねやね) | 中心から四方に傾斜のある屋根 |
特徴も以下のように異なるため、それぞれ性質を理解したうえで比較することが大切です。
メリット | デメリット | おすすめテイスト | |
切妻屋根 | 雨漏りに強い
建築コストが安め |
前面・背面の外壁は屋根で守れない | 和モダン
北欧風 シンプルナチュラル など |
陸屋根 | 屋上を使える
居住空間を高く取れる |
雨漏りに弱い
屋根裏部屋を作れない |
インダストリアル
アメリカン |
片流れ屋根 | 太陽光パネルと相性が良い | 屋根や外壁が劣化しやすい
雨漏りに弱い |
和モダン
ナチュラル インダストリアル |
寄棟屋根 | 外壁を保護しやすい | 屋根裏を広く取れない
屋根用の部材が多くなる |
和モダン
木の家 など |
屋根や外壁の素材・カラーによっても、家の印象は大きく異なります。テイストごとに、おすすめのカラーと素材を紹介します。
おすすめカラー | おすすめ素材 | |
モダン | ブラック
グレー ホワイト |
金属系・窯業系サイディング
コンクリート |
シンプルモダン | ホワイト
ホワイトグレー |
漆喰
モルタル 窯業系サイディング |
和モダン | ブラック
ブラウン ホワイト |
木質系・木目調サイディング
漆喰 |
北欧 | ホワイト
ブルー ネイビー |
漆喰
モルタル |
ナチュラル | ホワイト
ブラウン グレー |
タイル
窯業系サイディング モルタル |
窓の大きさや数も、平屋をおしゃれにデザインするポイントです。たとえば、開放感のある大きな窓を、外から見えるよう配置することでおしゃれな印象になります。
ただし、窓のサイズや数は屋内の住み心地にも関係するポイントです。外観を重視するあまり窓を大きくすると、内部がまぶしくなる、プライバシーを十分確保できないといった問題も出てきます。
外観デザインと内部のバランスに関しては、工務店などプロと相談しつつ決定していくことをおすすめします。
平屋は二階がないため、一般的な二階建て住宅と比べて採光や通風を確保しにくい特徴があります。とくに、住宅密集地で隣家との距離があまりない場合などは注意が必要です。
室内の採光・通風のために天窓や中庭を設置する、回遊性のある間取りにして空気を溜まりにくくするなど、屋内のデザインを工夫することで対策できます。工務店の担当者と、家族に適した方法を相談してみてください。
窓の部分でも少し触れましたが、平屋は採光とプライバシーの両立がやや難しいため、防犯やプライバシーの確保に注意が必要です。
プライバシーを確保したい場合、天窓を採用して採光を確保したり、窓と通路の間に塀や目隠しのできるエクステリアを設置するといった対策が有効です。前述のように中庭の設置もおすすめできます。
防犯面は、道に面する窓を強化ガラスにしたり、外から手を入れにくい場所に鍵を設置したりするのも効果的です。予算に合った方法を検討してみましょう。
平屋の外観は、見た目の印象だけでなく住み心地にも影響してきます。そのため、各種外壁材や屋根の特徴を理解してデザインを考えることが必要です。
ライフスケッチでは、平屋の注文住宅を建てたいお客様のご相談を随時、受け付けております。「おしゃれな外観の家を建てたい」「こんな生活を実現したいけど、どんな間取りがベスト?」など、気になる点はなんでもご相談ください。
Webサイトにて注文住宅に関する情報も発信しています。疑問点がある方はヒントになるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。
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